今日はケントです😊
オーストラリアに住んでいますと言うとよくワーホリですが学生さんですか?と聞かれます。
KENTOは永住者です。笑
元々こちらの大学に通う学生でしたが、ローカルのホテルからスポンサーを受けて永住権を取得しました。
ちなみにワーホリはまだしたことがありません。
「永住しています。」と言うと永住権なんて取れるんですか?!やオーストラリア人なんですか?といった質問が来ます。またパスポートはどこの国ですかと聞かれたこともあります。笑
そこで今回は、オーストラリアに永住しているKENTOがオーストラリアの永住権について解説をします😊
オーストラリアの永住権について【永住者が解説】
オーストラリアの永住権とはズバリ「ビザ」のことです。英語で言うと PERMANENT Residence VISA と言って永久的に住むことができる VISA という意味です。外国人として海外の国に渡航するとその国に滞在をできる権利としてビザ(旅券・入国査証)が必要になりますよね。
日本人がオーストラリアに渡航する際に利用することが多いビザはこちら
- 3ヶ月までの電子観光ビザ ETAS
- 学生ビザ
- ワーキングホリデービザ
- パートナービザ
などなど。
よくオーストラリアに来る、日本人の人が持っているのは学生ビザやワーキングホリデービザです。
これらのビザは、申請をしてお金を払えば比較的取りやすいビザで数ヶ月2年と言った、ある程度まとまった期間滞在できるビザがこちらです。
数日から3ヶ月間までの間短期間で観光島で訪れる方が持っているビザが ETAS と呼ばれる3ヶ月間の電子ビザです。
自分も一番初めはこちらの ETAS でオーストラリアにやってきました。
オーストラリア人なの?
オーストラリア人なんですかと聞かれたことが何度かあります。
ハーフですかと聞かれたこともありますがそれは気のせいでしょう。笑
ズバリお答えします、日本人です。爆笑
当たり前じゃないかと思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかしその質問はあながち的外れな質問ではないのです。(キリッ)
オーストラリア人になろうと思えばオーストラリア人になれます。(意味深)
どういうことなのかとお話をすると、先ほどお伝えしたように永住権はビザです。
ただし永住権のビザをある一定の期間保持すれば市民権の申請をすることができるようになります。
なので知り合いの日本人の方にもオーストラリアの市民権を取得してオーストラリア人になった方もいます。生まれも育ちも日本人だけれども市民権を取得したことで、厳密に言うと?法的にはオーストラリア人という扱いになります。なので海外旅行中などに何か万が一のことがあった場合は日本大使館ではなく、オーストラリア大使館に行くことになります。
永住権と市民権の違いは何?
永住権と市民権の違いを説明をするということは「オーストラリア人とただの永住者は何が違うの?」 という質問にお答えをするのと同じ事です。
永住権はビザ(入国査証)であるというお話を先ほどしましたよね。
では市民権は何なのかと言うと、国籍を有する国民になるということです。
一番の大きな違いは選挙に参加をする選挙権があるかないかです。
永住権だけでも国のサポートも受けられますし、選挙権がないだけでほとんどオーストラリア人と同じ扱いを受けることができます。(他の国はどうなんでしょうか?)
その他の大きな違い、としては先ほどもお伝えしたように、海外旅行などで海外の国に渡航した妻に万が一のことがあった時にお世話になる大使館が変わります。
パスポートはどこの国なの?
どこの国パスポートを持っているんですかと聞かれたこともあります。笑
自分は日本のパスポートを持っています。自分はというのも、先ほどお話ししたように日本人の人でもオーストラリアの市民権を取得した人はオーストラリアのパスポートを持っているからです。そういう人は日本生まれ日本育ちのオーストラリア人ということになります。
先ほど永住権と市民権の大きな違いは選挙権という話をしました。
もう一つの市民権を取得することによる大きな違いはパスポートが変わるということです。
国によって異なりますが、日本は異なる二つの市民権を保持することを禁止しているので、オーストラリアの市民権を所持してパスポートを取得する、ということは日本の市民権を手放すということになります。
国によっては二つ以上の市民権を保持することを許可している国もあるのでそういう人はパスポートをいくつか持つことができます。
パスポートが変わるとどうなるのかと言うと先ほども触れたように海外渡航先で何かがあった時にお世話になる大使館が変わります。国と国同士で争いや揉め事があった際は持っているパスポートの国が対処をすることになります。
またパスポートによってビザが必要な国の数が変わるのでオーストラリアパスポートを欲しがる人もたくさんいます。
ただ私たちの場合、日本のパスポートは世界でもトップレベルにビザなしで行ける国の数が多いのでわざわざオーストラリアパスポートを取得する意味があまりありません。また日本のパスポートを持っているとビザの取得も比較的簡単です。
よく友人や周りの人でいるのはアジア系やヨーロッパ系の移民の人が、オーストラリアのパスポートを欲しがるというパターンです。単純に、旅行をする際にも行くことが可能な国の数が全く変わってくるからです。
どこに住めるの?
さてオーストラリアの永住権を持っていてどこに住めるのかというお話です。
ズバリ3つの国に住むことができます。
それは、
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 日本
の3つの国です。
オーストラリアは永住権を持っているし、日本は日本人なんだからわかるけど、どうしてニュージーランドというそこのあなた。
気持ちはよくわかります。笑
元々オーストラリアとニュージーランドはお隣の国、公用語も同じ英語で昔から人の行き来が頻繁にされているお国柄です。
ヨーロッパで言うEU圏のようにお互いの国の人たちは、行き来を自由にすることができます。また無期限に滞在をし、仕事をしたり・家を購入したりすることも可能です。
なのでオーストラリア人である、ということはニュージーランドに好きなだけ住んで、仕事をしたり、家を購入することも可能ということです。そしてその逆もまた然りです。
そしてオーストラリアの永住権を取得をしているKENTOのような人間は、 先ほどもお伝えしたように選挙権を持っていないこと以外は殆どオーストラリア人と同じ扱いを受けているのでニュージーランドに住むことも可能です。
ユニークなシステムでとても面白いですよね😊
期限は切れるの?
ズバリ期限は切れます。笑
取得を検討しているのに、えっ?!というそこのあなた。大丈夫です。笑
更新をすることができます。
5年に1回お金を払って更新をする必要があります。
厳密に言うと、永住権の更新ではなくresident return visa (PRV) (居住者出入国ビザ)と言う、一度オーストラリア国外に出て戻ってくる際のビザを更新する必要があります。
なので極論、一切オーストラリア国外には行かない!と言う人がいれば、ずっと更新をしないでオーストラリアで生活をしていれば問題はないでしょう。ただ、うっかりと更新を忘れていて、海外へ行き、オーストラリアへ戻ってくると空港で大変なことになります。笑
どうやったら永住権を取得できるの?
永住権なんて取得することができるんですか?という質問を沢山いただきます。
お答えは、ズバリ「取得することができます。」です。
年々取得は厳しくなっているとも言われますし、KENTO自身、永住を決意してから永住権がおりるまで8年ほどかかりました。なので自分の人生のライフプランとしても大きな決断となることは間違いないでしょう。 住んでいる国が変わってしまうのですから。
取得できる方法はいくつかありますが、よく聞くのは、
- 職場の会社からスポンサーを受ける
- オーストラリア人、もしくは永住権を持っている人と結婚をする
- スポーツや芸術などで一芸に秀でていて大学やチーム等からスポンサーを受ける
- 政府が発表をしている特定の職業リストに記載のある職種につき、ポイントシステムでポイントを満たし、自力で永住権を申請する
などなど
ちなみに以上で記載をした方法は全て、実際に友達でこれらの方法で取得をした人がいます。
まとめ
以上をまとめると…
- 永住権はビザの一種です
- 永住権と市民権は異なります
- オーストラリアとニュージーランド、日本に住むことができます
- 永住権は5年に一度更新をしないと期限が切れてしまいます
- 永住権を取得するための方法は一つだけではなくいくつかあります
- 永住権を取得後、一定期間後に申請をすればオーストラリア人になることができます
と言うことになります😊
みなさんは海外移住に興味がありますか?
海外移住をしたい人は検討してみてはいかがでしょうか?🎵
最後まで記事を読んで頂きありがとうございます、今回はここまでです😁
機会があれば、是非、KENTOの住んでいるメルボルンにも遊びに来てください😁✈️
By for now.
See you somewhere in the world!
KENTO
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