子どもが習い事の英語をやめたい時の対応策【英語コーチが語る】

こんにちは、けんてぃです。

子供が、習っている英会話をやめたいと言い出した、どうしたら良いの?

将来のためにも、お子さんには英語は習ってほしいという人もいますよね。

先日このような、ツイートをしました。

英語を諦めてしまう人の特徴

  • 英語を楽しめていない
  • 短期集中で長期的プランがない
  • 英語を生活習慣に取り込めていない
  • 英語を使って何がしたいか目標がない
  • 英語力が伸びていることに気づいていない

本人は気づかない、見落としがちな特徴。 周りの人の声が助けになる。 昔の僕に届けたい。

あなたの「お子さんが英会話教室を辞めたい」と言ったらあなたはどうしますか?

 

お子さんに限らず、英語を辞めたいという人の中にもいろいろな理由がありますよね。

 

例えば、あなたが英語を辞めたいとなった時にも色々な場合があるはずです。

 

一概に、決めつけて、「必ず英語を続けないといけない」と頭ごなしに言ってしまうと、お子さんにとっても強いストレスとなることがあります。余計にプレッシャーをかけて「英語嫌い」になってしまっては本末転倒、英語を上達する可能性はどんどん減ってしまいます…。

何かをやめたくなる、、、それは大人になってもきっと同じなので、どうか頭ごなしに叱りつけるようなことはしないであげてくださいね。

実は、かくいう僕も子供の頃から何度も英語を習ってはやめてを繰り返してきました。今では、オーストラリアで大学を卒業&永住権を取得して、「小さな頃から英語が上手だったんですか?」と聞かれることも増えましたが、ぶっちゃけ子供の頃に英会話教室を何度もやめた経験があります。

今回の記事では、 「子どもが習い事の英語をやめたい時の対応策」というテーマでお話をします。

英会話教室を何度もやめたにも関わらず、オーストラリアに永住をして英語ペラペラになったという僕の経験を生かして、今回の記事をお届けしたいと思います。こちらの記事を読んでいただければ、お子さんが英語をやめたくなった時にどのように対応すれば良いのかのヒントを理解していただけます。

英語を楽しめていない

日本人は、実は英語を話す基礎を持っていると言われています。なぜなら、外来語をカタカナとして使うことが年々増えているので、日本語内にすでに英語が2000単語以上含まれているから。英語で言えないことを言おうとして、英語が話せないと思い込む人が多い。つまり、話せることを話すことが大事。

日本人でも、実は英語をかなり使える下地はもともと持っています。なのでとにかく楽しんで使ってしまうことが大事です。今だから本音で正直に言うことができますが、小さい頃英会話を習っていた僕は英語を楽しめていませんでした。

「どうして英語を辞めたいの?」という質問をお子さんにかけるよりも、「英語を楽しめている?」という質問をしてあげましょう。人間、楽しいことは止められてもやり続けるものです。どうしたら一緒に英語を楽しむことができるのか?というふうに考えてみるんです。英語を楽しむことができるようになったら、上達も自然にしていくので良いサイクルに入ってきますよ。

短期集中で長期的プランがない

僕が子供の頃に英語をやめることになった理由や楽しめていなかった理由に直結する大切な問題ですが、当時の僕には英語を学ぶ長期的なプランがなかったんです。

短期間、英会話を習ってみようということで始めたものの、実際にその後に何をするのか?という考えが全くありませんでした。

「何のために英語をやっているのか?」が分からず、英語学習が無意味でただの苦痛に感じてしまったのです。

それは親御さんにとっても同じではないでしょうか?長期的なプランがないことをコツコツと続けるということは無意味に感じてしまって辛いです。一緒に長期的なプランを作って近い将来に英語圏の海外に旅行に行くだとか、進学先や将来の仕事を一緒にイメージしてみる、といったことで長期的なプランを組むことがモチベーションややる気に繋がります。

英語を生活習慣に取り込めていない

英会話というのは言語なので習慣化してしまうと上達も早くまた負担もどんどん減っていくという傾向があります。

英語はよくスポーツや運動に似ているという風に言われているのはご存知ですか?

例えば、スポーツや筋トレをしていても最初の1回目が一番負担が大きいですが、何回も繰り返し続けていて、それが習慣化してくるとどんどん負担は減って当たり前になってくるという感覚はわかる人も多いのではないでしょうか?

普段の生活に英語を使う機会がまったくないにもかかわらず英会話教室の時だけ英語を使うということをしていると、毎回普段慣れていない英語を使わないといけないということで負担やストレスが大きくなってしまいます。

自然と暮らしの中で英語を使う機会や英語に触れられる機会を少しずつ増やしてあげることが大切なんです。音楽や映画なんて良いですね。

日本人同士で英語を喋るということもとても大切なので、お子さんにばかり英語の学習を押し付けるのではなくて親御さんとお子さんが英語で話す時間を毎日作って話してみるというのもいいですね。毎日20分間だけは英語で話してみようと言って、今日あったことを英語で話してみる、そんなことがとても効果的ですよ。またそうすることによってお子さんがどのように英語を学んでいるのか、ということを身をもって感じることができます。お子さんにとっても押し付けられて学んでいるのではなくて親御さんといっしょに学んでいる方が楽しめるし継続がしやすいはずです。

英語を使って何がしたいか目標がない

ある程度英語ができるようになると日本では英語力が伸びづらい。なぜなら、日本のぬるま湯環境だと「ちょっと英語ができる」というレベルでちやほやされてしまって中・上級者以降は危機感を持ちづらいから。海外に行くとそれに気づかされる。つまり、英語力を伸ばしやすい環境にいることが大切です。

英語学習はとにかく環境づくりが大切です。まず目標を作ってあげて、それに合わせて環境を作っていってあげるイメージです。

極論ですが、英語というのはあくまで道具(ツール)であって目的ではありません。

ところが、英語を学んでおけば将来の就職や進学に役立つだろうという親のエゴや考えで英語をとりあえず学ばせているという親御さんが少なくありません。

お子さんの将来を想う気持ちは間違いではありませんが、英語というのはあくまで道具なので「それを何のために使うのか?」というところまで本人がわかっていなければ、上達するスピードも遅いですし、「何のために学んでいるのか?」も意味不明になってしまいます。残念ながら目標がないからです。

例えば、近い将来に海外の学校に行く、ということが分かっている人や、海外移住をするから英語を話す環境にこれから行くという風な目的意識で英語を学んでいる人たちと、これからもずっと日本で生活をして英語を使う機会は全くないけれども英語を身につける、という人では意識や真剣さに大きな差が出てしまうということはきっとイメージがつきますよね。

上記は極端な例えですが、お子さんと一緒になって英語を使って一緒に何がしたいのか?という目標を作ってあげてください。将来海外に飛び出して仕事をする、だとか世界中を旅して回る、そんな夢があるといいですね。できたらワクワクして楽しくなってくるような英語を学ぶ理由・目標を作ってあげてください。

英語力が伸びていることに気づいていない

実は、多くの英語学習者さんに起きていることは「英語力が実は伸びているのに自分では気づいていない」、そして「伸びていないと思い込んでいるので諦めて辞めてしまう」というケースです。

簡単にご説明をすると、言語力の向上というのは自分自身では非常にわかりづらいものです。例えば、「あなたの日本語能力が向上しているかどうか」というのは自分では全く分からないですよね。ですが、使う機会が減ってしまえば。いつもなら出てくる言葉や表現も出てこなくなったりする、そういうことがあるものです。

英語でも同じように本人では理解がしづらくて分かりづらいですが、実は英語力が着実に伸びていた、なんていうことも沢山あるんです。

また、英語力の向上するグラフを見たことがある人はいますか?

英語力というのは一直線に上に伸びていくのではなくて「階段状にジグザグ」に伸びていきます。

ちょっぴり伸びて平坦な部分がしばらく続いて、またちょっぴり伸びるというようなイメージなんです。

この平坦な部分がしばらく続いている時に英語力は伸びていない、と思い込んで諦めてしまう人が多すぎるんです。非常にもったいないです。実は、そのままもう少し続けていれば英語力がまた伸びる時がやってくるのに、自分自身で英語力が伸びていることに気づいていないんです。そういった時に、周りの先生や親御さんが一言かけてあげるだけで大きな違いが出てきますよ。応援して、英語力が伸びていることを気づかせてあげましょう。サポーターになるイメージです。お子さんの心の幸せを大切にしてあげてください。楽しいという気持ちや嬉しいという気持ちが増えるようにしてあげてください。

海外移住は難しいのでは?海外で進学・仕事をするのって難しいんじゃないんですか?という人から相談を受けますが、日本の環境もなかなか難しいかなと個人的に思ったりです。大切なのはあなたの心の幸せかもです。海外環境はきつかったですが、僕は幸せでした。逆に日本にいる自分が想像できなかった。

まとめ

最後となりますが、お子さんの心、楽しいという気持ちや幸せを優先してあげて欲しいんです。

子供の頃に、無意味に(当時の僕は意味を感じられませんでした)英単語の暗記を押し付けられてもアレルギー反応が出てしまうお子さんもきっといます。無理強いは良くありません。楽しい方向に英語学習を持っていく、環境提供のお手伝いをしてあげてください。

そして必要とあれば、お休みをさせてあげることも大切です。僕自身、子供の頃になんども英会話スクールや塾をやめましたが、英語をマスターすることができました。一人一人に正しいタイミングがあると信じています。

最後まで記事を読んで頂いてどうもありがとうございました。

 

By for now. See you somewhere in the world!

KENTI

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ABOUTこの記事をかいた人

小中高と不登校で人生終わった→AUS留学で英語と海外の魅力を感じる→18歳で0から英語を勉強開始→AUS大学を卒業すると同時に永住権取得!▶︎元留学カウンセラー▶︎IELTSスコア8▶︎AUS在住歴12年▶︎留学で英語と出会い人生を変えた人。英語や留学で夢を叶えたい人を全力で応援!夢を追いかける人が大好きです。大の旅好き。