メルボルンの治安は大丈夫なのか?
こんにちはKENTOです😄
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現地プロツアーガイドとして働いていた経験があります。また、その後はホテルマンとして働いていました。現在もメルボルンに住んでいます。オーストラリアと日本を行き来する生活をしていますが、在豪歴がおよそ10年になります。そんなKENTOがこれまでの経験からメルボルン・オーストラリアの治安についてお話しします。
今回は在住者と旅行者の二つの目線からお話しさせていただきます。
KENTOはおよそ10年ほどオーストラリアに住んでいます。大学もオーストラリアで卒業し、その後こちらで就職をしました。 もともとツアーガイドとして働いていたこともありますし、家族や友人が遊びに来てくれることもあるので現地に住んでいる感覚と 旅人の感覚の両方を理解することができます。
特に日本の冬、こちらが夏の時期は日本人の観光客の方も増え、テニスの全豪オープンを始めとしたイベントもたくさんあり盛り上がるメルボルンです。シティ内を歩けばたくさん日本語が聞こえてくる時期です。
治安は良いのか悪いのか
これまでの経験からお話をします。
治安はズバリ悪くないです。個人的に危険な目にあったという経験がないです。また友人や知り合いから危ない事件に巻き込まれた、と言ったことを聞いたこともありません。およそ10年間の生活の中でただの一度もです。
なぜ悪くないという言い方をするのかと言うと、どうしても”日本と比べると”という言い方になってしまうからです。 そして、もしかすると危なかったかもしれないという、危うい経験はあるからです。
正直にお話をしますと、これまで10年近く住んできて”危ない目にあった”という経験は一度もありません。逆に通りかかった人に親切にしてもらったという経験の方が多いように感じています。
安全性は場所(エリア)による
どこの国や都市でもそうですが、危険なエリア安全なエリアが存在します。
警察沙汰の事件が多発している住宅街や、この辺りではドラッグの取引がされているので近寄らないようにするべきといったエリアがあります。
特にワーキングホリデーや長めの滞在をされる方はそういった場所に住むことを避けるべきです。危ない地域やエリアはその時にもよるので現地の方に確認をしてその時の最新の情報を手に入れることをお勧めします。(ネットの日本人コミュニティサイトで確認する事も方法の1つです。) 短期滞在で観光の方はシティ内付近に滞在をされるのであれば問題はありません。中期から長期滞在の方で郊外へ住まわれるのであれば事前に確認をしていただいてそういったエリアを避けるようにしてください。
また、市内の中でもマーケットや人気の観光地等の人混みの中は貴重品やカバンを肌身離さずにもち、違和感を感じたら必ず確認をしましょう。
KENTOの体験談3つ
例えばこれまでにこんな経験をしたことがあります。
- 旅の道中、田舎で恐怖の体験
- 自宅に帰る途中、駅でのビックリ体験
- 危うく家族が事件に巻き込まれそうに
旅の道中、田舎で恐怖の体験?!
友人と雪山へスノーボーディングをするための旅の道中の時の話です。オーストラリアでは都市圏を離れると全く電気の通っていない真っ暗な田舎道が真っ直ぐひたすらに続く、そんな光景が珍しくありません。日本で言うコンビニやトイレそういったものも全くありません。3時間ほどずっと車で走っていた友人とKENTOは星空の写真撮影を行うために車を路肩に止めしばらく夜空を見上げていました。そんな時に対向車線からやってきた1台の車。夜遅かったこともあり他の車を全く見ていなかったのでその車に注意を払っていました。するとその車は自分たちの近くへ車を停めて、運転手が降りてきました。友達と顔を見合わせ荷物をまとめ車の近くへ戻ります。 もしかするといざこざに巻き込まれるかもしれないという緊張感が少し走ります。 すると運転手は大丈夫ですか?何か助けが必要ですか?と声をかけてくれました。KENTO達が車の故障等で困っているのではないかとわざわざ声をかけてくれたのです。 ホッコリしたお話でした😊
自宅に帰る途中、駅でのビックリ体験
こちらは自宅へ電車に乗って帰ってくる時に駅で起きた出来事です。いつも通り電車に乗って帰ってきましたが少し遅めの時間になってしまいました。駅の構内ではあまり人はおらず歩いて駅を出ようとした時に声をかけられました。ベンチに座っていた二人の若者は大きな木の箱のようなものを抱えており。何か買いませんかと声をかけてきました。何事だろうと少し会話をした後彼らが箱を少し開けると中にはドラッグがたくさん入っていました。こういったものを売っているけれどもどうですかと聞かれたので、いりませんと言ってその場は去りました。
危うく家族が事件に巻き込まれそうに
世界的な都市で目立った大きな事件も起きたことがないメルボルンですが残念な事件がありました。シティ内で日中に乗用車が暴走運転をして人をひき殺してしまうといった事件がありました。日本ではあまり大きく報道されなかったかもしれませんがこちらでは一大ニュースとなりました。実はその当時兄がシティ内にいました。仕事中にそのニュースを見た自分は万が一のことがないかと気になりすぐに連絡を取りました。連絡が取れ無事が確認できた兄からは、たまたま事件現場のすぐそばにおり逃げ惑う人たちや悲鳴を目撃したと伝えられました。シティ内で仕事をしていたり住んでいる友人もいるのでとてもショッキングな事件でした。
在住者と旅行者の違い
オーストラリアは車社会なので住んでいるとあまり歩く機会はありません。ただ旅行者の方はどうしても歩く機会が増えてしまうかもしれません。 在住者と旅行者の大きな違いの1つです。夜暗い時間に自分一人で出歩くことは避けるべきです。特にウォールアートがたくさんあり電線にスニーカーが吊るされているエリアは避けるべきと言われています。昼間はおしゃれな観光スポットとして写真をたくさん撮る方もいますが狭い路地裏では現地のギャングがやり取りをする場所もあると言われています。
※写真は写真スポットとなっているサイゴンサリーです。市内やその周辺には、裏路地にゴミ捨て場があり、このように靴が吊るされている場所が何箇所かあります。
あなたが気をつけるべき注意点
- 一人で夜遅くに出歩く行為(特に郊外の住宅街)
- 例えば日本でたまに見かける、カフェやレストランで携帯電話や持ち物で席取りをする行為
- 少しの時間だからといって自分の荷物やスーツケースから離れてしまう行為
- シェアハウスやホームステイをする場合は人の出入りもたくさんあるのでスーツケースに鍵をかけて貴重品等を保管する(ホテルでもハウスキーパーが入ります)
これまでいくつかの旅をしてきた経験から申し上げますと、オーストラリアは安全と言えます。もちろん危険なエリア等があるのでそういった場所には近寄らないといった前提です。上記にあげた注意点や安全に関しては基本的なことさえ守っていれば大丈夫でしょう。
まとめ
少し怖がらせるようなお話をしてしまいました。 治安についてのお話なので正直に経験からお話をしましたが、メルボルンは見所がたくさんありとても素敵な都市です。世界一住みやすい都市に選ばれているのもその安全な環境が大きく影響しています。治安は世界的に見てもとても良い都市です。およそ10年メルボルンに住んでいるKENTOの経験から正直にお伝えさせていただきます。
旅行者の方は特に何かあった場合に泣き寝入りをしてしまうケースもあります。英語での警察への届出や主張ができなかったり、旅の時間が限られているといった理由からです。そんなことにならないように事前に注意をしておくことをお勧めします。
また、治安ではないですが、メルボルンでは日本と比べると地震や台風等の天災もないので安全です。唯一恐れられているのはブッシュファイアと呼ばれる山火事ですが、森林地帯から離れていれば安全です。
是非KENTOの住んでいるメルボルンに遊びに来てください😁✈️
By for now.
See you somewhere in the world!
KENTO
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