英語コーチって資格は必要なの?
英語コーチになるにはどんなステップを踏めばいいの?
英語コーチという職業に憧れているけどまず何をしたらいいんだろう?
自分の英語力を生かして英語コーチになりたいけど具体的にどうしたらいいの?
そんな風にあなたは悩んでいませんか?
こちらの記事では実際に英語コーチとして活動をしている僕がそんなお悩みにお答えしていきたいと思います。
- 英語コーチの定義はそもそも何?
- 英語コーチって怪しい職業なの?
- 英語コーチになるために資格は必要?
- 英語コーチはどんな人がなるものなの?
- 英語コーチになる方法を英語コーチが解説
僕自身、英語コーチになる前にはそんなふうに悩んでいました。
英語コーチとして人をサポートすることができたら嬉しいな。
せっかく頑張って学んで身につけた英語力や発音方法を誰か人のために使いたい。
そんな想いを持っている人も少なくないのではないでしょうか?
英語コーチになりたいという人の需要も増えてきています。
グローバル化が進み日本から海外へ移住する人も増え、また海外から日本へ移住する人も増える時代。
そんな世の中で世界に通用する英語力というのはこれまで以上に求められている社会人としての必須スキルの一つとなりつつあります。
そんな需要に合わせて社会から求められるのが英語コーチという役割。
世界に羽ばたきたい、世界で活躍したい日本人をサポートするというとてもやりがいのある職業ですよね。
しかしながら、具体的に目に見える商品やサービスではない英語コーチ。
英語コーチとして働きたいけどどうすれば?
そもそも英語コーチってどうすればなれるの?
具体的にどうやって英語コーチになったらいいのか?といった情報はなかなか見つかりづらく不透明なところもありますよね。
今回はそんな英語コーチになるにはどうしたらいいのか?というテーマについて海外在住英語コーチである僕けんてぃが僕なりの見解をシェアしてみたいと思います。
できるだけ専門用語や難しいお話を省いてお話をしていますが、文章で読むことが難しいなと感じられる方は Stand FM のラジオで音声でも語っているので是非聴いてみてくださいね。
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詳しくはスタンドエフエムのラジオでもお話ししているのでぜひ聞いてみてください!
そもそも英語コーチの定義ってなんなの?
英語コーチングとは、個人に専任のコンサルタントがついて短期間で集中的に学習ができる英語レッスン方法のことです。 … そうなった時に目標を思い出すことによって英語学習のモチベーションを維持しやすくなるはずです。 目標を決めたら次に何をするのか… それは、どのように勉強していくか決めることです。
まず、第一に英語の先生(英語教師)と英語コーチが違うということはご存知でしょうか?
実は、ここを理解されていない人が案外多いのが現状だったりします。
まだまだ、英語コーチという職業が日本で浸透してきている段階ですので仕方がない部分でもあります。
しかしながら、英語教師と英語コーチは違う役割がありますのであなたが英語コーチを目指される場合はぜひしっかりと違いを認識しておいてくださいね。
英語教師とは中学校や高校の英語の先生を指しますが、広い意味では塾や英会話教室などの先生も含まれます。 ほかにも、大人向けの英語教室や会社での講義を担当することもあり、一口に英語教師と言っても仕事の種類は想像以上に幅広いといえるでしょう。 … 自分がどんな英語教師になりたいのかを考え、自分に合った選択をすることが大切です。
EMPS より
実際に英語コーチとして活動をしていると、多くの人から「英語の先生なんですね〜!」というお声をいただきます。
また、運営するコミュニティのメンバーさんやコーチングを受けてくださっているクライアントさんからも「先生」という呼び名を使われることもあります。
言語化が難しい部分ですが、細かい話をすれば「英語の先生」と「英語コーチ」は違う役割を持っているというのが一英語コーチとしての見解です。
英語コーチとはいわば、あなたの英語のコンサルタントです。
クライアントさんの英語に関する悩みや行き詰まっている点(ボトルネック)は十人十色であり、丁寧なヒヤリングを重ねたうえでその人に適しているアプローチ方法やメソッドを掲示してマンツーマンで一緒に取り組んでいくのが英語コーチです。
登山ガイドをイメージすると分かりやすいかもしれません。
登ろうとしている山や、通ろうとしているルートが人によって全く違うケースが往々にしてあります。
そもそも、登ろうとする山や使用するルートの選定からお手伝いすることもあります。
その人に合わせた最適かつ最善の英語力向上方法を選定し一緒に取り組みながら一緒に進んでいくのが英語コーチです。
英語の先生(英語教師)と英語コーチは違う役割があります。
とても似ていて一緒にされることもしばしばですが、実は違う存在なのです。
英語の先生との違いは?
一方で英語教師はどのような職業なのでしょうか?
平たく言ってしまえば、英語の先生は従来の中学校や高校の英語教師をイメージしていただければ大丈夫です。
教科書や授業内容など先生ごとにばらつきが出ないように教育委員会や文部科学省が定めている内容をグループ授業として大人数を対象として行うのが英語教師としての役割です。
目指すべき英語力やペース配分などは基本的に学校の先生やその上の教育機関が定めいるので、学習の主導権を握っているのはその先生や教育機関であると言えます。
先ほどの登山ガイドの例えで言えば、登るべき山やルートはすでに決められており、またいつまでにどこへ到達しているべきなのか?といったこともあらかじめグループ全体で共通認識として定められているのが通例です。
反対に、英語コーチは多くの場合が独自サービスとなります。
(例外的に英語コーチサービスを提供している組織や団体もあります。)
使用する英語教材や内容などは自由に選ぶことができるのでクライアントさん本人と英語コーチの話し合いをもとに柔軟に決めることができます。(英語コーチがいくつかのおすすめの選択肢として持っておりご提案をするパターンもあります。)
目指したい英語力や学習のペース配分などはクライアントさんと英語コーチが話し合って決めていくので、クライアントさん本人の意向が尊重されやすいです。
また英語教授法としてメソッドやアプローチ方法への制限もなくなるので、より革新的で最新の方法を取り入れやすいという点もあげられます。
どちらが良い悪いとは一概に言えず目的やその人に合った英語学習サービスを活用することが大切ですね。
英語コーチってなんだか怪しくない?
正直、これは昔の僕も思ってたので英語コーチを怪しいと思う気持ちはよくわかります。
またぶっちゃけて言ってしまえば英語の先生よりも予算・費用が高くなる傾向があるので、怪しいと思われやすいのかもしれません。
先ほど先述した通り、英語コーチとは独自のサービスであり基本的にクライアントさんに合わせたカスタマイズ・オーダーメイドの内容で行うことが多いです。
そこがメリットにもデメリットにもなりえる点です。
内容への自由度が高く結果を出すための方法を柔軟に選べる反面、一人一人に合わせて現状を分析をしてカリキュラムを作成する必要が出てくる。
そういった理由から自然と費用が高くなってしまうということもあります。
また英語コーチと一言で言ってもその中にも色々な人が存在します。
英語という言語を学ぶ際にも「リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング」と大きく分けても四つの要素があるようにそれぞれに特化した英語コーチというのも存在します。
そして英語コーチによっては日本で受講ができる英語力テストの準備をするための英語コーチもいれば、外資系企業や海外で働く日本人の人のスピーキング力をサポートする英語コーチも存在します。
また、世の中には英語教授法として英語力を伸ばすためのアプローチ方法やメソッドが数多く存在しており英語コーチによってその内容は異なります。
必ずしもこれが英語コーチである、英語コーチとはこういうものである、という定義や意味合いの幅が少し広いのでそういったところがあるので誤解や混乱が生まれたり怪しいと思われてしまう要因となっているのかもしれませんね。
また英語コーチになる際に明確にはっきりと制定されている資格取得が求められていないということも怪しいと感じられる人がいる理由のひとつかもしれません。
英語コーチになるには資格が必要なの?
結論から言ってしまえば、英語コーチになるための資格というものは存在しません。
本当です。
「英語コーチ」という職業やそれに近いコンサルタントといった概念は欧米生まれです。
時代に合わせて生まれた比較的に新しい職業や概念であるために、従来の学校教育で学び資格や免許を取得して職業に就くという流れが当てはまらない職業といえます。
(英語教師であれば、教員免許が必要になります。)
なので繰り返しとなりますが英語コーチになるための資格や免許といったものは存在しません。
それに近いものとしては英語教員になるための免許であったり、TOEICや英語検定・発音検定と呼ばれる英語力を測るテストの高得点・スコアを保持していることであったりします。
また英語教授法として日本国内や海外の大学でTESOL(ティーソル)を学ぶ人もいます。
TESOL(テソル、あるいはティーソル)とは、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略語で、英語教授法という学問領域のことです。つまり、英語を母語としない方に向けて英語を教える方法を学ぶコースのことです。英語検定やTOEICのような、いわゆる資格試験ではないということに注意しておきましょう。ただ、大学院として設けられているTESOLコースであれば、修士号や博士号を取得できます。また、TESOLのコースでは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングといった4つのジャンルから各分野の教授法を学べます。文部科学省管轄の学校や英会話学校などで、英語教員・英語講師として活躍している方、もしくは将来そうした職業に就きたいと考えている方であれば、TESOLを学習することで仕事のスキルを上げることができるでしょう。
TESOLは、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略称で、英語を第二言語とする学生向けの英語教授法です。
対象となる学生の年齢制限は特に設けられておらず、小学生から高校生、そして成人学生にも教授できる資格で、卒業生は海外や自国に戻って、さまざまな英語教育機関で活躍しています。
そういった側面があるために、誤解を恐れずに言ってしまえば信頼や信用さえ得られれば誰でもなれてしまうのが英語コーチという職業でもあります。
「なれてしまう」という表現を使っているのは「一時的になること」と長期的に安定して事業として英語コーチを行うことは別だと考えるためです。
また英語力以外にも海外での滞在歴や仕事の経歴などを信頼の担保として英語コーチとして活動をされる人もいます。
総合面で人間としての魅力を発信して信頼&信用をしていただけて活動できるのが英語コーチである、という言い方もできます。
例えば僕の英語コーチとしてのプロフィールはこういった感じです、
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■プロフィール■ 英語ライフコーチ けんてぃ
オーストラリア・メルボルン在住
【海外をより身近に】英語力ゼロから海外へ挑戦する人へ、英語学習がちょっぴり楽しくなるオーストラリアの日常をお届け中。
留学や英語、旅で人生を最高に楽しみたい方に向けて情報を発信。
夢を叶えたい人を全力で応援するためにブログやメルマガなどのコンテンツを運営。
経営者·アスリート·作家さんなど英語ライフコーチング実績多数。
英語学習コミュニティ【インスティンクト】を運営しています。
英語や留学で夢を叶えたい人を全力で応援します!
▶︎IELTSスコア8
▶︎元留学カウンセラー
▶︎オーストラリア永住権保持
▶︎オーストラリア在住歴11年
▶︎オーストラリアWAI大学卒業
▶︎卒業後メルボルンで現地企業就職
▶︎留学で英語と出会い人生を変えた人
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また、上記に加えて僕自身が10代の学生時代から自己投資として英語コーチングや英会話レッスン、英語教材に惜しみなく自分のお金をつぎ込んできたという体験と蓄積があります。
そういった知識や経験の蓄積そしてそれらを昇華させることができた上で、周りの人から英語コーチとして認められ今の仕事をしているという流れがあります。
僕の周りには英語コーチ仲間がいますが、その多くが海外大学を卒業している経歴があったり、国内外の教育機関で英語を教えていたという経験がある人が多いです。
(もちろん、必ずしも英語コーチになるためにそうである必要はありません。)
また僕のように本人も実際に英語コーチから英語教授を受けて英語力を伸ばしたという人が多いのが特徴です。
周りから認められる経験や自己投資があってから英語コーチになるという人が多い印象ですね。
英語コーチになるための資格はありませんが、少なくともそれに見合う英語力を保持していることを証明できることは最低限必要となります。
英語のコーチってどんな人がなるの?
こちらも答えから言ってしまえば英語コーチになりたい人がなるというのが極論答えです。
必ずしもこうでなければならないというものがない、というのは実情かと思います。
しかしながら実力や実績が伴わないのに英語コーチになってしまうと先述したように怪しいと思われてしまうこともありますし、クライアントさんのためにも自分のためにもなりません。
当然のことながら、優れた英語力や日本語&英語コミュケーション能力を持ち合わせている人であるということ。
そして人のコーチングをするための洞察力や観察力といった人間力、コーチとしての器が求められます。
そういったところが備わっている人で英語コーチになりたい人は準備ができしだい英語コーチになります。
また自己投資マインドが強い人が多いことも特徴です。
自分自身が、英語コーチについてもらった、発音矯正を受けていたという人はその経験をもとも自身が英語コーチとしてのキャリアを始めるパターンがあります。
自分自身が英語コーチの重要性を理解しているからこそ英語コーチとして活動を始められるとも言えるかもしれませんね。
具体的に英語コーチになるには?
それでは具体的に英語コーチになるにはどうしたらいいのでしょうか?
必ずこの手順を踏んでこの道順をとらなければいけない、というものはありませんが、僕自身の実体験や仲間の英語コーチの話を聞いた経験から僕なりの考えをシェアしたいと思います。
- 大学で英語教授法を学ぶ
- 英語コーチ養成講座を受ける
- 独学で英語とマーケティングを学ぶ
- 英語コーチのアシスタントとして働く
まず、当然のことながら絶対的な英語力を持っているということが第一条件です。
あくまでおよその目安ですが、最低の下のラインで英語テストであるTOEICのスコア850より上、また英語検定準1級より上の英語力を持っている方。
また、その次にあなたが「英語コーチングを受けたことがある」という経験は自分が英語コーチになるためにも絶対に活かせます。
どんなことでも言えますが、自分が受けたことがないサービスを人に提供するということは難しいです。
中にはごく稀にできる人もいますが、そういった人はごく少数と言えるでしょう。
まずは自分が自己投資マインドをもって英語コーチングを受けてみるということがおすすめです。
またそういった経験を経て信頼できる英語コーチを見つけたのならば、英語コーチ育成講座をしていないか聞いてみましょう。
信頼できる英語コーチのもとで英語コーチになるためのコーチングを受けるといったイメージです。
世の中には英語コーチになるための育成講座を提供している方たちもたくさん見えます。
あくまで個人的な意見ですが、いきなり育成講座を受けてしまうよりもまずは自分がその人の英語コーチングを受けてみるということが大事だと僕は感じています。
なぜならば当記事で先述の通り、英語コーチによってクライアントさんへのアプローチの方法やメソッドは全然違うからです。
あなたがこの人と近いイメージで英語コーチングをしたいと思える人との出会いが大切だと僕は思います。
できるだけ専門用語や難しいお話を省いてお話をしていますが、文章で読むことが難しいなと感じられる方は Stand FM のラジオで音声でも語っているので是非聴いてみてくださいね。
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詳しくはスタンドエフエムのラジオでもお話ししているのでぜひ聞いてみてください!
まとめ
英語コーチになるには?方法は?資格は必要?でした!
いかがでしたでしょうか?
人の役に立てる英語コーチになれたら素敵ですよね!
ではでは、hope you enjoy learning English!
By for now. See you somewhere in the world!
KENTI
ps、
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