英語は、楽しく続けられる方法で身につけていきましょう。なぜなら「苦しい・辛い・眠くなってしまう方法」では英語を身につかないからです。
英語学習は我慢大会ではなくて、他人に止められてもやめられない楽しいゲームです。自分が大好きでしょうがない方法で英語を極めよう😌
— けんてぃ🇦🇺英語ライフコーチ (@kentojapan912) May 14, 2020
こんにちは、皆さんけんてぃです。
今回は以前に YouTube ビデオとして企画撮影をして皆さんから好評を頂いたルパ先生と英語の早口言葉で発音の向上をするというビデオについてブログの記事でお届けします。
いつも僕は英語は、「楽しく続けられる方法で身につけていきましょう」という風にお伝えをしています。なぜなら「苦しい・辛い・眠くなってしまう方法」では英語を身についていかないからです。
英語学習は我慢大会ではなくて自分の大好きでもっとやりたくなってしまった方法を見つけられた人がどんどん伸びてゆくゲームだと考えてもらえたら大丈夫です。
「難しくって理解しづらい英語を楽しくゲーム感覚で教えてくれる。」
実際にルパ先生のユーチューブ動画のコメント欄には、どこに行ったらルパ先生の授業が受けられますか?というコメントがたくさん見受けられます。
前置きが少し長くなってしまいましたが今回は早口言葉で遊ぶような感覚で英語の発音向上をしていこうというテーマでお話をしていきます。
実は早口言葉というのはとても効果的な英語学習方法なんです。
日本語の早口言葉は知っていても英語の早口言葉はあまり知らないという人もきっといますよね。そもそもなぜ早口言葉を英語でやるといいのかそういったお話から始めていきます。
なぜ英語の早口言葉なのか?
- 英語を音で覚えることができる
- 英語独特の音の流れや緩急を理解できる
- ゲーム感覚で楽しく英語を学ぶことができる
- 英語独特の音のつながりや消える音をつかめる
- 英単語だけではなくて文章でまとまって理解できる
小学生や子供の時に早口言葉で友達と遊んだ思い出がある人も多いのではないでしょうか?実際にそれはあなたが日本語を身につけていく過程で日本語力を磨くことに貢献してくれたはずなんです。 新しい単語に触れることもできますし音のつながりやはっきりと言葉を発音する大切さをそこで学べるからです。
英語を学びたいのであれば、それを英語でやらない手はありません。
特に日本の学習では机に座って文章を目で追いかけるという黙読ベースの勉強が多いように感じます。恥ずかしながら、僕自身学校で英語を勉強していた時にはうとうとと眠ってしまった記憶があります。人にもよるかとは思いますが多くの人にとって理解不能な文字をただ見つめ続けるという勉強方法をすることの難易度は高いのではないでしょうか?
集中力を保つということもそうですし実際にそこから英語を吸収するというハードルが高いと感じています。
けれども早口言葉であれば、英語の音ベースのゲームなので飽きがこずに続けることができます。もちろん最初は慣れない英語の表現や英語の音につまずくこともあるかもしれません。
けれどもそれがなぜできないのか?を考えるところにこの早口言葉での英語学習のポイントがあります。
例えば、英語と日本語では母音の使い方がまったく違います。
分かりやすく言えば、あいうえお、のことです。日本語という言語では一つ一つはっきりと発音をしますが英語では消えてしまう母音やすごく弱くなってしまう母音があります。
そこで何が起きるかと言うと早口言葉を言った時に母音の数が合わなくなるので、均等なスペースの節に合わせていうことができなくなります。
英語のネイティブの人が5つのスペースに合わせて発音をしているところに、日本語風に発音をしてしまうことで10個の母音が入って5つのスペースに入れることができないということが起きます。そういったところに気づくことができるのも早口言葉で英語を学習する利点です。
もう少し英語を学問的にお話しすれば、リンキング・リエゾンと呼ばれる音の繋がりが理解しやすくなるということがメリットだと言えます。またゲーム感覚で楽しみながら取り組めるというのも素晴らしいですね。
早口言葉のフレーズ
今回は YouTube 動画の中で実際にいくつかの早口言葉のフレーズにトライをしているので是非一度見て頂きたいです。
英語にはたくさんの早口言葉がありますが今回使用した英語早口言葉のフレーズはこちら。
「 He threw three free throws.」
「彼はフリースローを3回投げた」
とってもシンプルな文ですが日本人が苦手とするTHの音やRの音があるので、このシンプルなぶんから習得していくことがおすすめです。
「how can a clam cram into a cream can」
「どうやってキレイな缶にキレイな二枚貝を詰め込むの?」
こちらの早口言葉は特に日本人が苦手とするLとRの音をはっきりと発音しないといけないフレーズです。実はLとRの音さえきちんと発音できればとっても簡単なフレーズなんです。
LとRの音についてはこちらの過去動画で紹介しているのでぜひ見てみてくださいね。
「 Fuzzy Wuzzy was a bear. Fuzzy Wuzzy had no hair. Fuzzy Wuzzy wasn’t very fuzzy, was he?」
Fuzzy Wuzzy は、クマだった。
Fuzzy Wuzzy は、毛がなかった。
Fuzzy Wuzzy は、たいしてふわふわじゃなかったよね。
ファズィウィズィワザベァ
ファズィウィズィハドゥノゥヘァ
ファズィウィズィワズンヴェリファズィワズヒィ
ここから少しずつ早口言葉の文章も長くなってきて難しくなってきますね。この文章で大事になるのはWの英語の発音です。 口を小さく小さくすぼめて発生する方法は日本語ではあまりないので口を動かすことに慣れていないと上手に発音できないかもしれません。こちらも意識をしながら思い切って口を犯してみることで少しずつできるようになってきます。またFの英語の発音である下唇を軽く噛んでいるような形で息を吐く、いわゆる英語のドッグブレス(犬の呼吸法) と呼ばれる英語らしい発声方法をしないといけないので少し難易度が高くなってきます。ぜひブログ記事の下に貼ってあるルパ先生と自分の発音を聞いてみて参考にしてみてくださいね。
「Red lorry, yellow lorry, red lorry, yellow lorry」
「赤いトロッコと黄色いトロッコ」
こちらの文章は短くてシンプルでとっても簡単そうに見えるかもしれません。一見すると簡単そうな文章でも実はLとRの発音をしっかりとしないと上手に読むことができないと言う英語の発音矯正にはぴったりの文章になっています。日本語ではあまり口を動かさないでも発音ができるようになっていますが英語では口を思い切って小さくしたり大きくしたりはっきりと動かしてあげないと上手に発音をすることができません。先ほどご紹介をLとRの発生方法の違いを参考にしながらゆっくりとはっきりと発音をしてみてください。
最後の超難関!英語早口言葉
Peter Piper picked a peck of pickled peppers.
A peck of pickled peppers Peter Piper picked.
If Peter Piper picked a peck of pickled peppers,
Where’s the peck of pickled peppers Peter Piper picked?
「ピーター・パイパーはたくさんの唐辛子の酢漬けを拾った。
ピーター・パイパーが拾ったたくさんの唐辛子の酢漬け。
もしピーター・パイパーがたくさんの唐辛子の酢漬けを拾ったら、
ピーター・パイパーが拾ったたくさんの唐辛子の酢漬けはどこにある?」
こちらの英語の早口言葉はとっても難易度が高いので上記の早口言葉ができるようになってきた時に挑戦をしてみてください。いきなり難しすぎる早口言葉に挑戦をしてしまうと面白くなくて続かない英語を楽しめないということにもなってしまうので注意してくださいね。まずこちらの早口言葉は英語のネイティブにとってもとても難しい文章です。同じような言葉が何度も何度も続くのでこんがらがってしまいますし、また文章自体がとても長いので上手に言えたとしてもとても疲れます。いわゆるパピプペポの発音をする時に英語特有の破裂音をきちんとしてあげる必要があります。
ただ文章が長くなるので英語の流れ言葉のつながりなどを理解するためには良い文章と言えるでしょう。日本語との音の違いがどういったところにあるのかを注意しながらよく聞いてみると英語らしい音を理解することにはぴったりの文章かもしれません。是非英語の単語ひとつだけではなくて、文章として音の塊を流れで吸収することができるように意識を向けてみてください。
簡単・ゆっくり・ハッキリが大事
あなたは早口言葉に取り組む時にどのように発音をしてみますか?
実は早口言葉を寝る時の秘訣は「ゆっくりとはっきり」と発音をすることなんです。
でもそれでは早口言葉ではないのではと思ってしまう人もいるかもしれません?
早口言葉だからといって速いペースで言う必要はないんです。むしろゆっくりなペースでいいので、きちんとしたリズムで緩急をつけてゆっくりとはっきりということの方が大切です。その方法で自信を持って言えるようになってきた段階でペースを上げていけばいいんです
「早口言葉はゆっくりとはっきり」と、ということを覚えておいてください。
口を大きくと大げさに開いて口の周りがベロなどネイティブの音に見るようにわざとらしく真似をして発音してみてください。最初は違和感がすごくあると思いますが、少しずつ口の周りが慣れてくると動かしやすくなってきて発音も上手になってきますよ。
大げさにわざとらしくものまねをするようにして外国人風に話してみるということもいいでしょう。馬鹿にしたりお笑いでするのはあまり良くないかもしれませんが発音を向上したり日本語と異なる言語を理解するためにも実際に自分の口から音を出してみるということがとても効果的です。
音の違いを意識する
最初は難しいかもしれませんが日本語と英語の音の違いを意識して発音してみる、早口言葉ができている人を聞いてみるということがとても大切です。 例えばあなたは、
THの音が認識できますか?
LとRの違いを意識できますか?
Wの音をきちんと発音できていますか?
FやVの空気をきちんと吐き出せていますか?
急に言われても何のことだかわからない人もいるかもしれませんね。でも少しずつそういう音があるんだということを認識するところからあなたの英語の発音向上は始まります。 僕自身そういったことがあるんだなぁということを頭で認識して聞こうと意識をしたり発音してみようと意識をするところから英語力の向上が始まりました。
どんなことなんだろうと気になった人は下記に貼ってある YouTube 動画を是非見てみてください。
記事を最後まで読んでくださってまた、動画を見てくださってどうもありがとうございました。
英語の発音矯正や発音を向上していくということは1日や2日ですぐに結果が現れることではありません。コツコツと毎日積み重ねていったらある時にあれ発音が良くなっているなぁと感じることができるものです。なのでいきなり発音を良くするということはなかなかできませんが、 意識を変えると成長が早くなるのは確かです。上記に挙げた英語の早口言葉で学ぶときに大切な音で学ぶということ発音を意識するということをぜひ心がけてみてください。
あなたが楽しみながら継続をして英語を身につけていくことができますように願っています。