こんにちは、けんてぃです。
英語学習についてご相談をたくさん頂いています。
勉強方法から考え方など様々な質問を受け付けますが、個人的に重要だと考えているのは「英語学習のマインドセット」です。
平たく言ってしまえば、 「心の在り方」だとか「想い・考え方」のことです。
ただこのように言ってしまうと、なんともはっきりとしない曖昧な表現に思う人もいるかもしれません。
先日、このようなツイートをしました。
英語力向上を妨げるマインドブロック
・今さら、もう遅いという思い込み
・日本人同士で英語は変という思い込み
・英語を話すときに周りの目を気にする
・英語アウトプットの小さなミスを気にする
・自分には英語の才能がないという思い込み極論、英語ができるようになると信じ込むことが大事です😌
— けんてぃ🇦🇺英語ライフクリエイター (@kentojapan912) June 5, 2020
英語力向上を妨げるマインドブロック
- 今さら、もう遅いという思い込み
- 日本人同士で英語は変という思い込み
- 英語を話すときに周りの目を気にする
- 英語アウトプットの小さなミスを気にする
- 自分には英語の才能がないという思い込み
極論、英語ができるようになると信じ込むことが大事です。
このように表現をしたら、もう少し具体的に伝わるでしょうか?
英語学習における心の大きな方向性、と言っても良いかもしれません。
このブログでは長年の英語学習や海外生活経験から、僕が英語を本当に身につけるために必要だと考えているマインドセットについて解説をさせていただきます。
マインドセットとは?
そもそもマインドセットという言葉にあまり馴染みがない人もいるかもしれませんね。
わかりやすく解説をしてくれている素晴らしいサイトさんたちがあるので引用をさせていただいてお伝えしたいと思います。
マインドセットとは、経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などがこれに含まれる。
参考サイト:グロービス経営大学院
マインドセットとは、
- 生まれながらに持つ性格
- 受けてきた教育
- 経験
- 先入観
- 時代背景などからつくられた物の見方
- 価値観
- 判断基準
- 信念
- 思い込みといったパラダイム
などさまざまな要素から構成される、思考様式、心理状態などを表した言葉のこと。
参考サイト:カオナビ人事用語集
思い込みや価値観など心の在り方のことをマインドセットという風に表現しています。
マインドセットという言葉自体にはポジティブ・ネガティブといった意味合いはなくて素直に心の在り方や状態、心理的な様子のことを表現する言葉です。
マインドブロックとは?
マインドセットについて考えるときに合わせて知っておいていただきたいのがマインドブロックです。
言葉からイメージできる方もいらっしゃるかもしれませんが、心に何かストッパーやリミッターが付いているような状態のことを指します。
マインドブロックとは、あなたが「自分で自分に制限(リミッター)をかけてる」状態のことをいいます。 人間は誰でも知らないうちに自分自身に制限をかけています。 行動出来なくなってしまいます。 様々な要因によって知らないうちに作られてしまっているのです。
参考サイト:YouTubeパーソナルコーチ笹澤裕樹の公式ブログ
マインドブロックとは何か?
心理学的にはメンタルブロックといわれているものです。
知らず知らずのうちに潜在意識にため込んでしまった思い。
ネガティブな感情などもブロックになります。
参考サイト:宮田いくこさんの海ガール通信
心理学的にはメンタルブロックといってあなたが気付かないうちにあなたの心にストップがかかってしまっているような状態のことをします。
メンタル‐ブロック【mental block】 の解説
何か行動を起こそうとするときに思い浮かぶ、「できるわけがない」「失敗する」「こうしなければならない」といった否定的な思い込みや固定観念。また、それによって行動が抑制されてしまう状態。
参考サイト:デジタル大辞泉
メンタルブロックがある状態と言うと、例えば、あなたの心に恐怖心や恥じらいといった気持ちが強くかかり、本来であればできるはずの行動を自分の心が止めてしまっているような状態を指します。
ここまで記事を読んでいただいて、マインドセットやマインドブロックに関するイメージや意味の理解はしていただけたかと思います。
ここからは具体的にどのようなマインドセットが英語学習で大切なのか?どのようなマインドブロックを英語学習で外していくと良いのか?というお話をしていきたいと思います。
具体的に、英語力を伸ばすためにはどのようなマインドセットを英語学習で持てば良いのでしょうか?
実は、これに対する僕の答えはシンプルです。
昔の僕もそうでしたが、日本で英語学習をしている人は、「こんなことはできない」、「こんなことをしたら恥ずかしい」と言うマインドブロックがたくさんあるように思います。
どのようなマインドセットを持つべきなのか=今持っているどんなマインドブロックを外していけば良いのか? ということになります。
今、あなたの心にストッパーやリミッターをかけてしまっているマインドブロックを解いていくことが「あなたが英語力を伸ばしていく理想的なマインドセットを持つこと」につながります。
それでは一つずつ解説をしていきたいと思います。
英語力向上を妨げるマインドブロック
・今さら、もう遅いという思い込み
・日本人同士で英語は変という思い込み
・英語を話すときに周りの目を気にする
・英語アウトプットの小さなミスを気にする
・自分には英語の才能がないという思い込み極論、英語ができるようになると信じ込むことが大事です😌
— けんてぃ🇦🇺英語ライフクリエイター (@kentojapan912) June 5, 2020
今さら、もう遅いという思い込み
これは僕自身が昔持っていた「強い思い込み」でした。
今さら英語を勉強し始めても、もう遅いだろう。そう思ってしまう人が案外多いんです。
英語というのは言語なので、実は始めるのに遅すぎる年齢などありません。確かに、小さな頃から英語を勉強した方が身に付けるスピードも早いですし、頭も柔軟に対応できるのかもしれません。けれども、それはあくまでちょっぴり有利かもしれませんよ、 という程度の目安であって何才以降に英語の勉強を始めたらもう遅い、などという限界は存在しません。やる気や正しいマインドセットを持つかどうかの方がはるかに大切な問題です。
僕自身、本腰を入れて英語の勉強を開始したのは18歳の時、もう高校を卒業する間近の時でした。
お恥ずかしい話、それまで英語のテストでは100点満点中10点以下の点数を取ったこともありました。
英語学習において大切なのは、「何歳で英語学習を始めるか?」ということよりも、「今更、もう遅すぎる」という思い込みのマインドブロックを外していくことです。
日本人同士で英語は変という思い込み
こちらも昔の僕自身が昔持っていたマインドブロックでした。
日本で英語学習をしていた時にクラスの中で英語を話してみましょう、という時がありますよね。そんな時に日本人同士で日本語を話すのは変だ、恥ずかしい、という思い込みがあって、ふざけて笑ってしまったりして真剣に英語のアウトプットをすることができませんでした。
これまでの英語学習の経験から本音でお話をします。英語のアウトプットでは相手の国籍や英語のレベルはあまり関係がありません。相手が日本人であっても別のアジア人であっても英語を話す、ということがとても大切なのです。
日本人同士でも積極的に英会話を話してコミュニケーションをとると英語力向上につながります。
英語を話すときに周りの目を気にする
自分が英語を話したり、英語の文章を人前に出す時に、どうしても「恥ずかしさや気まずさ」を感じてしまう人もいますよね。
昔の僕もそうだったので痛いほどその気持ちがよくわかります。
初めのうちはどうしてもなかなか自信も持てませんし、「これで良いのかな?」と自分自身の持っているものを人に発表するという行為は勇気がいることです。
正直にお話をすると、簡単なことではありません。けれども勇気をもってそこを乗り越えられるとマインドブロックを一つとっぱらって英語学習に適したマインドセットを持つことができるようになります。
「他の人の視線やどう思われているか?ということを気にしながら使っている英語」と、 「周りを気にせずに堂々と使っている英語」とでは、やはり雲泥の差があり、あなたの英語力が発揮できるレベルに違いが出てきます。
あなたが本当に持っている英語力を100%使い切るためにも、周りの人の目線を気にしすぎずに強い気持ちで英語を使えるというマインドセットが重要なのです。
英語アウトプットの小さなミスを気にする
英語を使っている時に「小さなミスを気にする」人はたくさんいます。
昔の僕もそうでした。
「周りの人の視線が気になる」という人たちに多く見受けられるのが「自分がミスをすることを気にしてしまう」、「人に見られることが恥ずかしい」という人です。
ぶっちゃけ、誰もが通る道だと思います。僕も長年自分の英語のミスを気にして積極的に話せずにいました。
ところが、ここを乗り越えられるかどうかが「正しいマインドセットを持てるかどうか」というターニングポイントになります。
なぜなら、そもそもあなたがミスをするということは、それだけあなたが積極的に行動をして英語を学んでいるという証拠です。行動をしてアウトプットをしていなければそもそもミスをする機会がないからです。
ミスをしているということは、あなたが積極的に行動ができていることだとして自分のことを認めて褒めてあげましょう。 また英語学習において、ミスをするということは実はチャンスだったりするんです。
なぜなら、あなたの英語力を向上させるための最短距離は「あなたができないところを伸ばしていくこと」だからです。上手に発音ができない英単語や英語表現をミスから学んでできるようにする。 自分が思っていた気持ちが上手に伝えられなかった英語表現を見直してみる。そういったことがあなたの英語力向上には実は必要不可欠なんです。
自分のことを責めて英語のミスを気にするよりも、ポジティブに捉えられるようなマインドセットを持つことが大切です。
自分には英語の才能がないという思い込み
これまでたくさんのご相談を頂いております。
実は、才能やあなたの生まれ育った環境についての質問がたくさん寄せられているんです。「自分には英語が向いていないのでしょうか?」といった声もよく聞きます。
お気持ちはよくわかりますが、実は「才能やあなたの生まれ育った環境」以上に、そのマインドセットがあなたの英語力向上を妨げるしまっていることがよくあるんです。
なぜなら、あなたにも「本当はできるはずの能力」をあなたの「心がきっとできないはず」だと言って止めてしまっていることになるからです。
極論になりますが、「自分には英語ができるはず」、「この英語学習はきっと成功するぞ」と自分に何度も言い聞かせて信じ込むことが大切なんです。
もしかすると、精神論のように聞こえてしまう人もいるかもしれません。
マインドセットとして意識を持ってこの考え方を何度も自分に言い聞かせることが大切なんです。心から信じ込みましょう。
本音でお話をすると、英語ができるようになった人たちは、みんな「英語ができるようになると信じ続けて英語学習をしてきた人たち」です。僕の知り合いに英語なんてできないと信じ続けて英語ができるようになった人は一人もいません。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、それが真理です。
「どうか英語ができるようになる」、と信じてください。
まとめ
長年の僕の英語学習の経験から、正直に大切なマインドセットについてお伝えをさせていただきました。こまかい英語学習のメソッドやノウハウなども大切なのですが、実は正しい英語学習のマインドセットを持つことの方がパワフルで効果的だったりするんです。
どうしても誰でも最初は、「恥ずかしい」、「こんなことはできない」、といったマインドブロックがたくさんあるものです。
僕もそんなところからスタートしました。
最初からすべてをとっぱらってしまうということは難しいですし、いきなり全て変えてしまうと反動が来ることもあるかと思います。
徐々に徐々に、自分が出来る範囲からでいいので一歩ずつ前進していきましょう。あなたが楽しみながら英語を使っていける英語ライフを過ごせるように心から応援しています。
ps、
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